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Park Infoだより 2022年9・10月【管理人ブログ】

いつもPark Infoをご利用いただきありがとうございます、管理人の神奈川県のTさんです。

毎月、月末ギリギリか若干オーバーして更新してしまっていたこの「Park Infoだより」ですが、ついに今月(先月)はあまりに忙しく9月と10月を統合して更新する形となりました。一度ここでリセットできれば…!

ということで、今回は「虫」についてです。

この言葉を聞いて、多くの方が不快や危険なイメージを持たれると思います。もちろんその側面についても少し触れますが、今回は虫を「楽しむ」ための第一歩となるような導入回としたいと思います。

切り離すことのできない「虫」と「公園」の関係

撮影:管理人

当たり前ですが、緑のない公園はほぼありません。同様に、虫をはじめとした生き物には、公園に行けばほぼ確実にエンカウントすることになります。

「公園へ行く」ということの目的は様々ですが、その公園の自然は多くの人に当てはまる共通の目的ではないでしょうか。雑木林、湿地、池、季節の草花、野生動物、そして昆虫。特に夏場の公園では、家族連れで虫取りをしている光景はよく見かけるはずです。

そんな当たり前の存在だからこそ、虫の楽しみ方を知っていると普段の公園もより一層楽しめますし、ほぼすべての公園の要素なわけですから、(虫の生態環境や種類の)公園間の違いや共通点を考えることで他の公園にも手を付けるきっかけになります。

ここまで言ってきてなんですが、実は管理人は特別虫に詳しいわけではありません…。詳しい種類は図鑑やネットで調べないとわからないくらいです。それでも虫は好きで、よく写真を撮ったりしています。

次のセクションでは、管理人なりの公園での虫の楽しみ方について紹介します。

公園での虫の楽しみ方

撮影:管理人

前提として、季節は春~秋にかけてが基本的に虫シーズンとなります。

また、「ほぼすべての公園」と言いましたが、市街地や住宅街のど真ん中にある児童公園などでは見られる虫の種類・数やその規模に限界があるので、後述する管理棟やビジターセンターのある、緑が多く規模の大き目な公園がおすすめです。

必ず公園ごとのルールを確認し、きちんと守ろう

公園では、敷地内の自然・生態環境の保護の観点から、動植物(虫などの小さな生き物も含む)の持ち出し・持ち込みを禁止しているところがあります。楽しむ前に、まずは訪問先の公園のルールを必ず確認し、守るようにしましょう!

服装や装備を準備しよう

虫を楽しむために、まずはどの虫が危険であるかを知っていないといけません。ここで少し冒頭でお話した、虫の「危険」な側面について紹介します。

虫の多い環境では長袖長ズボンを着用しよう

森林の中や、いわゆる自然公園などの虫が多いと想定される場所では、長袖長ズボンが推奨されます。ほとんどの危険な昆虫は刺す、噛む、触れて炎症が出るといった特徴があり、それらを防ぎやすくする基本的な対策と言えます。夏場でも薄手の、着脱可能なものを着用したいところです。

公園内で見られる代表的な危険な虫
  • スズメバチ
  • アブ・ブヨ
  • 毛虫(ドクガ・イラガの仲間など)
  • その他(ムカデ・ヘビ・ヒルなど)

参考:こどもの国HP(https://www.kodomonokuni.org/nature/danger/)

特殊な例として、一部地域に生息しているヤマビル対策ではより強固な対策が求められます。

神奈川県HP「ヤマビルにご注意を!」(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/t4i/cnt/f986/p10106.html)

市販の虫よけスプレーをはじめとした対策グッズ

虫対策のグッズはかなり充実している昨今です。虫よけスプレーと炎症を抑える薬などがあれば、ほとんどの公園に安心して入ることができるかと思います。まずは自分に合ったものを選び、公園へ行き効果を確かめながら決めていくイメージで大丈夫です。

管理棟/ビジターセンターのある公園に行こう

管理事務所やビジターセンターでは、園内の自然案内やイベント情報、時事的な注意事項や告知などが確認できます。その中には、園内のどこでどの種類の虫や生き物が見られるか、どの虫が危険でそれが(園内の)どの辺りにいるかといった情報が得られる可能性があります。公園へ着いたら、まずはここに立ち寄って情報収集をすることをおすすめします。

Park Infoで紹介中の管理棟/ビジターセンターがある公園

※ビジターセンターではなく管理棟だけのものや、園内の生態環境について確認したい展示や掲示物がない場合もあります。

ギャラリー(撮影:管理人)

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